症例
投稿日:2021/03/09
症例

座りに方に原因があった半年続いた足の痺れ

主訴:半年続く左側の足の痺れ

ある時、半年間痺れが続くという訴えをもち、40代後半の方が来院されました。この方の状況や訴えをまとめると下記の通りになります。

まず、大切なのは、一度整形外科の受診や内科的な問題がないかを確認することです。
筋肉や神経の問題でないこともあるからです。また、徐々に悪くなっている場合も、体の中でがんのようなものが進行しているケースも考えられるすので注意が必要です。

今回は、整形外科の受診もあり、特筆すべき内科疾患もない状態でした。

この症例で伝えたいことは、痛みや痺れの問題は、普段の習慣の中に答えがあったことです。そのヒントになったのが、「お尻の湿疹」です。

お尻の湿疹が痺れのヒントになった

腰痛の場合は、痛みや痺れの変化を確認するところから問診が始まります。次に、体の機能を見るために、神経生理学検査などのチェックをします。

このようなチェックをすることで、体のどの部分に問題があるのかを見つけていきます。

さらに、実際に痛みや痺れを感じている部分を観察します。それは、自分でも気づけない不具合が症状を起こすことが多いからです。
今回、特に観察できた特徴的なことは以下の2つがあります。

このような特徴から、左のお尻を圧迫しているのではないかと推測しました。

症状寛解までの経過

初回:針通電やテニスボールのセルフケア(2〜3日楽)

3回目:骨盤の調整と座り方を改善(辛い日は週に1、2日程度)

5回目:内臓ケアと骨盤調整のセルフケア(辛い日は週に1回あるかないか)

ここまでの流れで、初回は、部分のケアをした結果、筋肉や神経そのものへの対処は楽にはなるが、数日しか持たなかった。その結果を踏まえて、2回目以降は、セルフケアや座る環境を変えることで、良い状態が長持ちするという経過を辿りました。

ここまでの経過で、なぜ、繰り返すのかを再度確認しました。その結果、運転するときの座り方の偏りがあることがわかりました。
そのとき、確認した方法は、椅子に座って足を左右挙げてもらい、上げやすさの左右差を観察しました。構造的な偏りは、機能的な側面においても影響を及ぼすからです。この問題については、お尻にタオルを敷くことでこの左右差が解消されました。

この結果から、座り方が左に偏り、慢性的な圧迫がかかり今回の状態に至った考えました。

一番辛かった寝相の変化

朝起きるときの痺れが一番辛いとのことでした。

この痺れが変わったのは、骨盤調整のセルフケアを寝る前に行ったことです。セルフケアを行うことで、寝返りができるようになり、仰向けでも寝ることができるようになったそうです。

施術の回を重ねることで、普段の姿勢の変化を観察することができました。寝る時は、右側を下にして横向きで寝ていたこと、寝返りができていなかったことなど、会話を重ねるごとにわかってきました。

これらの一件関連がないようなことが、実は症状寛解のヒントになっております。普段の車の運転の仕方、寝ているときの姿勢などより多くの時間を過ごす環境の影響を受けやすいです。良い状態を作っても、環境の影響によりまた負担がかかり硬くなってしまったケースです。気づけないことで半年も痺れた状態が継続していました。

この記事のまとめ

慢性的に続く問題は、自分の体の使い方や周囲の環境の影響によって起こることがあります。マッサージやストレッチなどケアをしても振り返す場合には、今一度どんな負担がかかっているかを見直していたければと思います。

この記事が、読んでくださっている方のお役に立てれば幸いです。
もし、症状について質問がある場合は、お気軽に下記のLINEよりご相談くださいませ。

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