慢性化した肩の痛みは姿勢が問題

なんとなく肩がだるい。そんなに気に止めることもなかったけど、気付いたら動かすときに、痛みを感じるようになった。そんな経験はないでしょうか?
このような徐々に痛みに変わった問題は、姿勢が崩れて起こることもあります。今回は、そんな姿勢不良によって起きる肩の痛みについて解説させていただきます。
肩が痛いときに観察すること
肩が痛い。そう感じたときに、まず確認していただきたいことがあります。それは、下記の3つです。この3つを観察することで、痛みに対して、緊急性があるかどうかの区別をつけることができます。
- どんなときに痛みを感じるか
- 負担をかけていることはないか
- 大きな変化はないか
何もしていなくても痛い場合は、まずは病院へ行きましょう。「安静時痛」と言って、関節以外の問題も考えられるからです。
次に、方に負担をかけていないを振り返りましょう。原因を探るヒントが見つかります。
最後に、環境の変化など大きな変化はないかを振り返ります。そうすることで、気づかない負担を見つけるヒントが得られます。
次は、自分の体にかかる負担を探る見方を解説いたします。
普段の姿勢を確認する
- いつも同じ姿勢はないか
- 肩以外に硬い部分はないか
いつもの姿勢が、体全体を固めてしまうこともあります。例えば、肩に関しては、肩甲骨や背骨までその動きに関与しています。
痛みや動きにくさが起きた原因は、もしかしたら方そのものだけでなく、肩周囲の硬さが原因になっているかもしれません。
肩の痛みを解消する手順
- 痛みを緩和
- 動く範囲を広げる
- 力が入るようにする
まずは、痛みそのものを緩和させます。痛みが強い場合は、冷やす方が良いです、。冷やすことで痛めたことで起こる「炎症」を緩和することができ、痛みそのものも緩みます。
次に、痛みが軽減できてきたら、肩の動く範囲を広げていきます。そうすることで、筋肉のこわばやや血液のめぐりの悪さも解消できます。
最後に、力を入れても痛みを感じないように動かしていきます。力が入るようになったときには、傷ついて筋肉は修復されているとも捉えることができます。
お勧めのセルフケア
この記事のまとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
肩が痛いときには、まずは体の状態をチェックすることが大切です。その理由は、時間と共によくなるものか、それとも緊急性を要するものなのかを区別するためです。
また、肩をよりよくするためには、痛みの軽減、動く範囲の拡大、力を入れるなどの順番があります。この手順に沿ってリハビリをしていけば、効率よく体をよくできます。
ご参考いただければ幸いです。