自己紹介 ワタナベアリミチ

日本統合医療センター、身心工房ReBornで「行動分析」をしていますワタナベアリミチです。漢字で書くと渡邊光理となります。誰も読めないのでカタカナ表記にしました。よく聞かれることですが本名で改名はしていませんよ。
まず、私の行っております「行動分析」について簡単にお伝えしますね。
行動分析をごく簡単にいうと、人や動物がある刺激を受けたときに、どのように反応してしまうかを分析することです。
例えば、こんな行動を変えることができます。
- 叱られ続け、叱られることに馴れてしまい、何も反応してくれない。
- 学校に行くより家に居た方が、都合が良いから、学校に行かない。
親御様からすれば、下記のような問題と認識されます。
- ご子息、お嬢様を叱っても反応してくれない、何も変わらない。
- 学校に行こうとしない(不登校)。
結果、「困った、困った、どうしよう」となるわけです。
こんなときに行動分析を使い、客観的に行動を分析して行動ができるように(行動しないように)すると、問題が解決していきます。
- 叱っても、行動してくれない。むしろ行動しなくなる。
- 学校に行くようになった。
どうして、行動が変わってしまうのかといいますと、
オペラント条件づけによる学習によるものと専門的にはいうのですが、かなり難解になってしまいますので、飴とムチではなく飴だけ(極稀にムチ)でご子息、お嬢様の行動を変えていくと考えるといいかもしれません。
- 良い行動をしたら、飴をあげる(褒めてあげる)。
- 好ましくない行動なら、何もしない。
- ダメな行動なら、何もしない。
- 危険な行動などのダメな行動をしたとき、ムチ(罰)を与える。
このような具合に、褒めることで行動ができるようにしていきます。お気づきかもしれませんが、ムチはどうしても必要なケースだけしか使いません。
さてさて、ご子息、お嬢様へのお話でしたが、お客様ご本人の行動を変えていくことも可能です。
- ついついやってしまう依存的な行動
- 反射的にやらかしてしまう行動
ちなみに、行動分析の行動とは「生きている動物ができる行動」です。
- 暴力をふるわれる
- いじめられる
- 指示される
「~される」と言葉になるものは、行動ではありません。
逆に、「~してしまう」は行動です。
- 暴力をふるってしまう
- いじめてしまう
- 指示してしまう
最後にもう一点
行動分析で行動を変化させるときに使う「飴と何もしない」を応用して、脳の動き方(脳の機能)をトレーニングするニューロフィードバックという方法もしています。頭の片隅にでも、覚えておいていただけると嬉しいです。
と・・・いうことで、よろしくお願いいたします。
JIMC日本統合医療センター