靴を知るには、足を知る
こんにちは。靴調整師の渡辺です。今回のテーマは、
「靴を知るためには、足を知る」です。
身心工房ReBornのメンバーで「足」を愛するリフレクソロジスト 佐藤公典さんがブログで「あし×足×脚」について書いていますので読んで下さい。
私も靴を語るうえで、あしを欠いて語ることはできません。
ここ身心工房ReBorn内で、色々な角度から足について語り、色々な足について知ってもらいたいです。
今回私が語るのは「足を知ることで靴を知る」です。
もともと「足るを知る」とは、老子の「足るを知る者は富む」のことわざから来ています。
意味は、「満足することを知っている人は、たとえ生活が貧しくても心は豊かである」ということです。
「足」という字は、「足跡」を意味しております。(色々諸説あります。)
足は「口=人」「止=跡」を合わさってできた象形文字で、ビジネスでも、人から賞賛をされるような物事をなり遂げることを「足跡を残す」と言われています。
その足跡こそ、ヒトとヒト以外を分類する1つの基準なのです。ヒトの基準は「二足で直立し、歩行すること」なのです。
ヒトが歩行することで
・足が歩行に専念でき、手が自由に使えるようになった(道具の使用)
・高い思考能力を獲得した。
・言葉でのコニュニケーション能力を開発。
など様々な能力を得たことが分かります。
しかし、直立二足歩行の進化の過程から退化へと移り変わると
・手が足の代わりとなり、体の支えとして使用する。(杖を使用するようになる)
・思考能力の低下
・行動範囲が減少し、コミュニケーションの低下
となっています。
だからこそ、現代社会において歩くことが推奨されているだと思います。
そして、歩くときに靴は欠かすことができない大切なパートナーです。
皆さんはそのパートナーをどうやって選んでいますか。
「足を知る」と靴を知ることができます。
足が満足する靴を履くと心が豊かになるからです。
もし、足が満足できない靴を履いている方がいらしたら、ご相談下さい。
心が豊かになる靴選びを致します。
靴調整師 渡辺ゆきひと