更新日:2020/11/03投稿日:2020/06/30
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夏の暑さ対策とマスクの弊害

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今外出する際に、衛生面もしくは社会的にマスクが必要とされています。このマスクは、寒いときには、保温や保湿効果もあって良いのですが、梅雨や暑い時期では、弊害の方が大きくなります。
今回は、そんなマスクの弊害と対策についてお話をさせていただきます。

マスクの目的

マスクをする目的は、保湿と保護です。特に寒い時期には風邪の予防に効果が期待できます。

保湿の効果

口からの吐息には湿度を含んだ空気があります。この空気がマスクと口の間にあることで、口の乾燥を防ぐことができます。乾燥することで粘膜が薄くなり、外敵からの侵入を容易にしてしまいます。マスクには、この様な粘膜を保護する効果も期待できます。

外敵から守る

マスクのフィルターによって、様々な物質や菌からも体の守ることができます。もちろん、保湿をすることで、体の免疫機能を保つこともできる効果もあります。この様に、マスクには、保護や保湿の効果を期待して、着用が求められます。しかし、時期によっては、布で覆うことによる弊害をきたすこともあるのです。

社会的な保護

マスクをしていないことによって、後ろ指を刺されかねない様になってます。マスクがなければ、ハンカチや自作の布マスクなど、機能性よりも装着することそのものに意味をもたらす様になっています。マスクをすることで周囲への配慮の意識を持つことは大切ですが、自分以外の他人へ向けては、自衛として留めておくことの方が、荒波立てずに良いかと思います。

マスクで起こる弊害

マスクをつけることで、過剰な熱のこもりや物理的な刺激を受けることで、体に負担がかかることがあります。マスクにもメリットとデメリットがあるので、うまく付き合う必要があります。

摩擦が起こる

マスク皮膚炎という言葉が出るくらい、マスクを長時間着用することで、皮膚には負担がかかります。マスクのゴムで耳が荒れます。不織布を代表する化学繊維では、皮膚への刺激も強くなります。この様な刺激は、湿気が多くなるほど繊維による摩擦も過剰に無r傾向があるので、つける時間や素材を選択する必要があります。

熱がこもる

マスクによって、保湿や保温ができますが、時期によっては熱中症の原因にもなります。マスクは密な空間を作るため、呼気によって頭部の熱の発散がうまくいかず、頭に熱が篭りやすくなります。そのため、熱中症の危険性が高まります。また、熱がこもる息苦しくなることから次第に口呼吸へ移行しやすくもなります。

口呼吸

マスクをすることで、息苦しくなり口呼吸になりがちです。また、耳を後ろから前に引っ張ることで、顎が上がり、猫背が助長されやすくなります。猫背もまた口呼吸の原因にもなりやすいです。さらには、呼吸がうまくいなかくなることで、首が固まる、横隔膜がうまくうおごかなくなり腰痛などへも発展することさえ起こりうるのです。

マスクの対策

マスクの素材を変える

マスクの繊維を綿などに変えることで、摩擦や通気性の悪さをある程度解消できます。密な状況を避けるだけでなく、自分自身の健康管理も意識する必要があります。

マスクに素材を介在させる

マスクにシルクのコットンを挟むことで、直接的な摩擦を軽減できます。また、暑く寝るがこもる際には、保冷剤など介在させるものも販売しているそうです。この様に、素材や保護することを変えることで一定のデメリットは解消できます。

首を柔らかくする

マスク着用に際して、どうしても耳にひっかける必要が出てきます。耳を前に引っ張ると首が固まりやすくなります。対策としては、耳以外で固定することも可能です。また、首の筋肉が柔らかくなる様に、あばらや背骨を動かす背伸びなどを定期的に行うこともおすすめです。

さて、いかがでしたでしょうか?
これからくる夏のシーズンに向けて、今のうちから対策を試してみてはいかがでしょう。

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JIMC日本統合医療センター
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