更新日:2020/11/12投稿日:2020/11/03
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登山をしてからふくらはぎが痛い【整体師が解決】

この記事は約 4 分で読めます。

登山をしてから、ふくらはぎの痛みが1ヶ月も続いている
今回はそんな方へ整体師がどうやってアプローチをしたのかを解説させていただきます。

みるべきポイント

  • 何をして痛めたか?
  • 痛めた時からの痛みの変化は?
  • どの部分に痛みはあるのか?
  • どうすると痛みを感じるのか?

痛みを感じたときに、上記のようなポイントをお聞きします。それでは、実際にこの方はどんな感じだったのかを解説を交えながらお伝えさせていただきます。

体がどうなっているのか?

何をして痛めたのかをお伺いしたときに「1ヶ月前に」「登山をして」痛めたとのことでした。このときには、「ふくらはぎ」が「ぴーんと筋が張ったように痛むとのことでした。痛みは初めはを10〜0の10とすると現段階は5と半分ほどに下がっていました。痛みは仕事中は感じないけども、「電車で立っていると痛む」とのことです。
さて、この方はどうして痛みを感じているのかを徐々に深掘りしていきます。

登山をして痛みが出た理由は?

今までの経過を伺うことで、その方の体のかかる負担や習慣などが見えてきます。お仕事は保育士で立ち仕事が多いです。動いているときや仕事中は痛みを感じていないことから、固めているときに負担がかかっているように考えられます。
また、入浴をする習慣があまりないとのこともお聞きしました。そのことからも登山によってかかる負担が取り切れていない可能性もありそうです。
話を進めていくうちに、過去にも同じように痛みを感じたことはあったが、その時は放置して良くなったとのことでした。登山によって痛みを感じることがあるということは、その部分に負担をかけやすい体の扱い方も疑われます。

痛みの原因は神経痛

重症との鑑別

まずは、神経生理学検査で神経の異常を確認します。いわゆるカッケの検査などをします。これは、ヘルニアなど神経そのものに異常がないかを確認する方法でもあります。この方の場合では、反射は正常に起こりました。

痛みの再現

次に、痛みの再現を行いました。どんな動きをすると痛みや違和感を感じるかを出していただきました。
椅子に座って爪先立ちをしてあげるとき立った状態で爪先立ちをして足を下げるとき
座った時と立ったときに使う筋肉は異なります。また、動かし方の違いでも変化します
ここで、筋肉以外の負担を排除するための確認をしました

  • お尻の下に手を添えて行う
  • 座った状態でお辞儀をして行う
  • 立った状態で、かかとをつけて爪先立ちをする

これらの上辺は、神経の圧迫を軽減する、筋肉単体の負担を減らすことができます。これらの変化をすることで、痛みが減っていることがわかりました。

体のバランスを確認

片足立ちをしていただき、バランスを確認します。立ったときに、足首や膝でバランスをとっているのが伺えました。そのことからも、歩いている動きで、膝下への動揺が強いことも伺えます。

以上のことから、筋肉そのものではなく、筋肉を動かしているお尻周りの神経などの圧迫を疑せ術に入りました。

結果どうだったのか

お尻の周辺をほぐすかっさを使い筋膜を整える
上記の2つのケアによって、立位や座位での爪先立ちの痛みは軽減しました。また、日頃からかっさのけあ、お尻のストレッチと入浴をするようにセルフケアを勧めて治療を終了しました。

この記事のまとめ

さて、いかがでしたでしょうか?体の扱い方の癖や疲労が抜けていないなどの状態がこのような1ヶ月も続く痛みを引き起こしてしまうこともあります。自分の癖は、なかなか自覚できないものです。もし、痛みがなかなか改善されない場合は、一度ご相談いただければと思います。

この記事を書いた人

JIMC日本統合医療センター
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