指に重しを落とし一旦引くも数ヶ月後に痛みが再発【整体師がズバッと解決】
この記事のポイント
- 一度引いた痛みが再発する理由とは
- リウマチの既往がある場合の確認事項
- 痛みの原因と対処法はどんなもの?
目次
痛めた経緯
8月に充電器を左の親指に落として内出血。病院へ行くも骨折はしていない。2、3日で痛みはひく。9月に入り歩いていると痛みが再発。10月になりさらに強くなる。再度病院でレントゲンを撮るが、異常なしリウマチの検査をするも数値に異常はない。痛む場所は、親指と人差し指の間、足の甲と広がっている。自宅ではそんなに痛みはなく、外を歩いていると痛む。
ポイント
- 既往歴の影響を受けていないか
- 骨への異常がないか
- 整形外科での診察を受けているか
上記のように、明らかなきっかけとなる怪我や事故があるかを確認する必要があります。また、持病として持っている病気の影響があるかも確認します。これらで痛みが出ている場合は、相応の対処があるので、まずは、そちらを優先します。
今回は、微の異常がない、一度痛みが引いている、既往歴の影響もないことから、それ以外の痛みの原因を探ることになりました。
どんなことを見るの?
- 痛みのある患部がどこか?
- 痛みを感じている部分の変化
- 痛みはどんなときに出るのか?
上記のことを実際に確認していきます。
今回は、充電器を落として痛めた部分以外にも痛みを感じています。また、靴を履いて外を歩くときに痛むことから、何かに触れている、圧迫を受けると痛みを誘発していることが伺えます。
確認したこと
- 神経の影響
- 血液のめぐりの影響
- 筋肉のこわばり
- 関節の動き
4つ要素を確認しました。
関節の動きに草があるものの、リウマチでの外反母趾や変形の影響もあります。それ以外に特徴的だったのが、血液のめぐりの悪さです。足指の冷えとかっさでさすることで赤く皮膚が変化しました。このことから、血液の滞りが痛みを誘発に影響していると仮定して施術を行いました。
施術内容とセルフケア
- 足回りのマッサージ
- かっさで瘀血を流す
- お灸をして滞りを散らす
- 米糠カイロで巡らせる
- 歩きかたの修正
このようなケアを行い、足へたまった老廃物の除去を促しました。また、歩きかたやくつの履き方をお伝えして、足へかかる負担の軽減を行いました。
この記事のまとめ
リウマチなど痛みや変形を伴う持病を持っていると、怪我や事故などで痛めた場合に、痛みの原因が特定できないことがあります。今回の事例も、痛めた後、再発をして2ヶ月経過したケースでした。このような場合は、まずは、その部分の変化や持病への影響を確認することを優先にします。その上で、それ以外の問題へ対処することで、本来必要な手当てを施すことができます。
ご参考いただければ幸いです。
同じように、繰り返す痛みや慢性化した痛みは、瘀血の影響もあります。気になる方はLINEなどを通じてもご相談受け付けておりますので、お気軽のお声がけくださいませ。