投稿日:2020/12/25
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半年前から痛い肩を整体師が考える原因と対策

半年前から痛い肩を整体師が考える原因と対策

朝起きたら肩が痛い

朝起きると肩が痛かった。体を起こす時に布団に腕を突くと不意に肩に痛みが走った。びっくりして目がさめるが、改めて確認すると、胸より上に上がりにくい。体を支えるように床に手を突くのが痛い。
痛みを感じてから半年たつが、痛みが強く肩を挙げられない。

初めにすべきこと

骨に異常はあるか

骨に異常があるかどうかは、五十肩の病態が「石灰沈着性の関節炎」かどうかを確認するためです。慢性的な炎症が加わるなどの理由によって、肩関節の内部に石灰(カルシウム)が沈着してしまい、動きを制限することがあります。
この場合は、関節を動かすことで炎症が増してしまうので、安静するとされています。鑑別するにはエコーやレントゲンで医師によって診断されます。

古傷はあるか

古傷がある場合には、気圧や血流の変化によって痛みを感じることがあります。この古傷の痛みの場合は、血流をよくする、周囲の神経の圧迫が無いなど状態を調べて適切なケアをしていきます。

痛みを感じる時を特定

痛みのケアを、「どんな時に痛みを感じるのか」を調べることが必要となります。その理由は、痛めた部分に対する負担を把握するためです。今回は、「朝起きた時」「床に手をつくと痛い」と時間帯や動作が明確でした。朝の動き始めは、関節が固まりやすく、血流も悪い状態です。また、床に手をつく動作では、肩関節へ圧力のストレスが加わります。

痛みが慢性化すると

初めの頃の原因は、不意な動きによっての関節や筋肉の痛みのこともあります。しかし、痛みを感じることで筋肉が緊張してこわばり、動きに制限がかかり、動かし方に偏りが出て、そのために痛みやすくもなります。痛み→こわばり→痛みの悪循環に陥ります。

また、痛めたことで血液のめぐりが悪くなり、うっ血が起こります。この血液の滞りがさらなる痛みや炎症を引き起こすこともあります。

このように、症状が長い期間続くことで痛みも慢性化しやすく、変化しにくい状態になってしまいます。

肩の痛みの原因

上記のように痛みを感じつ要素はいくつかあります。今回は、寝起きに手をつくことで動きの制限や不意な動きでの痛みかもしれません。そのあとに上に挙げにくくなったのは、痛みを感じることで、筋肉が緊張して制限している可能性も考えられます。
このような場合は、痛みの軽減、動きの拡大、緊張の緩和の3つをできる範囲で対処していく形になります。

なぜ、痛みが慢性化するのか?

一番初めにすべきことは、どこの組織が引きつりを出しているかを見つけることです。肩を動かすときには、実は全身の筋肉が動いています。特に近い部分では、肩甲骨、鎖骨、背骨が一緒に動いています。
肩が痛いときには、痛みを感じる部分に緊張が起こり固めやすいです。しかし、この緊張が厄介なもので、人の体は動かすときに力の入っている部分から動きやすい特徴があります。つまり、痛みのために肩を固めているけども、腕を動かすときには、痛みを感じる肩が一番早く動いてしまいます。そのために、いつまでも動かすたびに痛みを感じて慢性化してしまうのです。

痛めた肩の対策

痛みへの対処

痛みは、神経の緊張により感じるものや炎症によって引き起こされるものがあります。肩へのケアとして、様々な方法がありますが、痛みの程度や経過によって吟味して選択していきます。

急性(痛み初めて)

痛みを感じた直後や期間が短い時は、炎症が起きている可能性が高いので、冷やすことが優先となります。その後には、徐々に動かせる範囲が拡大していき、動かすとともに血流をよくしていきます。
また、急性の時は、できるだけ痛みを感じる部分への負担を減らすために、痛みを感じる部分以外を動かすことも必要になります。そうすることで、炎症が起きた患部への修復を邪魔しなくてすみます。

慢性期(3ヶ月以上同じ状態が続く)

3ヶ月以上同じような状態が続いている場合は、慢性化してきた可能性があります。今まで行ってきたケアが今の体の状態に合わない、生活の習慣や様式によって動く範囲が固定化されてきているなど考えます。この時期に温めることに加えて、日常生活の範囲を超えて意識して肩を動かしていきます。大方90度腕が上がるとこの時期になりやすいです。

実際の臨床

上記のようなケアをすることで、肩関節へたまった血液の鬱滞の除去と、関節運動を正常化することで肩を動かして感じる痛みは、はじめを10とすると3回目で4まで軽減していきました。続けてケアをすることで、0へ近づいて行くことと考えられます。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?
半年異常続く痛みの場合、その時の体の扱い方や体の状態に応じてケアを選択することで、慢性化した痛みの緩和を測ることができます。この記事が痛みを感じる方の参考になっていただければ幸いです。

もし、同じように慢性化した痛みをお持ちの場合は、お気軽にLINEにてご相談いただければと思います。

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